ようこそ、発酵都市へ
ようこそ、発酵都市へ
秋田県南の特徴の一つが発酵文化ですが、少しだけその意味を広義に捉えると、微生物と共に発酵を促す人が多く住んでいます。地域は人の介在なしには語り得ない動的な生き物です。自然発生的に出現する発酵人を特集します。
農業が盛んな土地柄もあり、明治の初め頃までは自家製の味噌を作り、醤油に代わる「たまり」が各家庭で使われるような土地柄の中、味噌・醤油の醸造地として発展した湯沢市岩崎地域。明治時代の岩崎地域には4軒の造り酒屋があり、酒造りの技術指導に南部から杜氏を招いて日々研鑽を積んでいた際に、醤油の醸造を学んだのが醤油づくりの始まりであった。
雪深い小安峡のキャンプ場内特設会場を舞台に、発酵の神秘に迫る感動と革新の雪中晩餐会や雪山湯治×発酵サウナ、発酵ワークショップ、ミュージックナイトを開催します。
「能恵姫伝説」にちなみ、嫁入りの日に竜神にさらわれた姫の霊を慰めようと、姫を祀る岩崎水神社で開催される「初丑まつり」。嫁入りの日であった旧暦11月の初丑の日に、水難を防ぎ、五穀豊穣の願いを込めて、ふんどし姿の裸若衆がえびす俵を担いで神社に奉納する勇壮な祭りです。